これなんだか分かりますか?授業で使います。
これは電子投票する機械なんです。i-clickerと呼ばれています。授業中に先生が生徒の理解度を確かめるために出される何択かのクイズに、これを使って回答します。即座に結果が集計されて、スクリーンに映し出されます。間違いが多ければ少し丁寧に解説をしてくれます。この結果は成績には影響しませんが、出席の確認となり、全部出席すれば5%くらい上乗せされます。教科書とセットで売られているのですが、こんなハイテクは自分が学生の頃(今も学生ですが。。。)は無かったので、今はこんな物を使っているのかと、授業方法の変化に少し驚きましたが、他の授業では使っていないようです。この授業は人数が多く、多分300人くらいですが、出席を取るのが大変だからこんな機械を使っているのではないかと想像しています。
授業の違いでもうひとつ感じたのは、板書してる先生はほとんどいません。パワーポイントで予め授業内容の資料を作っておき、それをもとに進めて行きます。これは多分日本の大学で同じで、会社でも基本的にパワーポイントでスクリーンに映して、って言うのはpcとソフトウェアの普及による時代的なものなんでしょうね。先生も毎回板書する手間を考えると、一度パワポで資料を作っておけば、次の年からは準備がいらないから、楽ですよね。それにその資料を生徒に公開すれば、生徒はノートを取る作業を授業中にやらないでいいので、先生の話に集中できて授業内容をより理解できると思います。実際先生からは、「ノート取るより話に集中しろ」と言われています。昔はノート取るだけで実際に授業内容は全然理解してなかった、なんてことはよくありましたから、こういった変化は大歓迎です!
アメリカでは授業中に生徒が質問をよくします。先生もタジタジの深い質問から、高校卒業してたら分かりそうな単純な計算についての質問までいろいろです。日本だと授業の進行をさえぎらないように授業終わった後に質問しますが、どこだろうとおかまいなし。先生からするとこういった行為はは授業に貢献していると見なされるのです。会社のプレゼンでも基本的にはおなじで、分からないところがあれば、プレゼンの途中でもその時点で質問をします。日本だと間違いなく、「失礼な行為」と取られちゃいますよね。
あと、生徒が授業中に出たり入ったりしますが、先生は一向に気にしません。堂々と授業を進めている先生の目の前を通過して出て行く!日本だと「おまえどこに行くんだ!」と怒られてしまいますが。ドリンク飲むのも当たり前で、中にはフルーツ食っちゃったりしてます!自由です!でも私語をしてる人はいないし、寝ている人もいないし、みんな真剣に授業を聴いています。この自由な雰囲気はすごくリラックスして勉強できてとても好きです。
アメリカでの授業の雰囲気を少し分かっていただけたでしょうか。
2 comments:
超〜ハイテクぅ〜!
いいなぁ、ニューヨークの授業環境…。
かなり頑張ってるね! 体調管理気をつけてね。
こちらもぼちぼち寒さが厳しくなってきました。
でも来週は、遊園地に遊びにいってきまぁぁぁす!
じゃあyocchiもenjoyね〜☆
いいなぁ、遊園地。ここで乗り物といやぁアパートと学校間のシャトルバスしかねえよ。ディズニーランド?富士急の乗り物のったら寒くて風邪引いちゃいそう。。。
お互い風邪引かないよう気をつけましょ。ダンナにもよろしく!
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